埼玉県上尾市の50代女性クライアント様。
お母様が圧迫骨折でご入院され、しばらく何かと忙しかったことで体調を崩してしまったそうです。
病院で検査するも異常なく、当面は症状を緩和させるために薬を飲んでいるが、それもほとんど効果を感じないので大変困っている、とのことです。
症状は、ふらつき、体のあちこちが痛い、手足がしびれる、手足の冷え、めまい、足がムズムズする、などですが、このような色々な症状が出ている場合、自律神経が乱れが原因になっていると考えています。
自律神経が乱れによる症状が出ている時は呼吸が浅くなっていることが多く、呼吸が上手くいかなくなると脳の酸欠状態が起こり、体が全体的に元気がなくなってしまい回復力も低下してしまいます。
そのため私は整体で対応できることの中で、呼吸を改善することが特に重要であると考えています。
こちらのクライアント様は施術後は呼吸は深くできるようになり、体も楽になった、と喜んでいただけました。
ただし「これでもう大丈夫」ということではなく、放置してしまってはまた元通りに悪化してしまうので、しばらくは定期的に施術を受けていただいてしっかり良い状態に安定させる必要があります。
筋トレやダイエットのようなもので、体がちゃんと変わるのにはある程度の時間が必要なのです。
《自律神経とは》
自律神経は体温や内臓や代謝といった体の機能を24時間体制で調節しています。
自律神経は心と体を活発にする交感神経と、休ませる副交感神経から成り立っていますが、それらがバランスを取りながら働くことで、私たちの体を維持しています。
【交感神経】
交感神経は昼間や活発に活動する時間帯に優位になる神経系で、体を活動的にする働きがあります。
交感神経が働くと心臓の働きを促して血流が促進されるため、血圧・拍動・体温などが上昇し、体を活発に活動できる状態になります。
【副交感神経】
副交感神経は体を休息させる神経系で、夜間やリラックスしている時に優位になります。
副交感神経が働くと心臓の働きが緩やかなるので、血圧・拍動・体温などが下がり、心身の緊張がほぐれやすく疲労回復ができやすい状態になります。
《自律神経が乱れる原因》
◆ストレス
仕事や人間関係での悩み、不安など、ストレスが原因で交感神経系が優位な状態が長時間続くことがあると、交感神経と副交感神経とのバランスが崩れ、自律神経が乱れてしまいます。
◆生活習慣
人の体は規則的な生活をすることで自律神経系がバランス良く働くことができますが、昼夜逆転の不規則な生活や偏食、睡眠不足のような生活習慣の乱れは、交感神経を優位にしがちです。
◆疾患
疾患が原因で自律神経が乱れる場合もあります。
発熱や体の痛みなど、心身の疾患は自律神経系に影響を与えます。
◆ホルモンバランスの乱れ
脳内で、ホルモンバランスをコントロールしている所は自律神経のバランスを調整している所と近い位置にあるため、ホルモンバランスの乱れによって自律神経が乱れてしまう場合があります。
ホルモンバランスの乱れを起こす疾患として、女性ホルモンが急激に減少することによる更年期障害があります。
《自律神経の乱れによる症状》
交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで下記のような様々な不調が起こります。
だるさ。不眠。疲れがとれない。手足のしびれ。
腹痛。吐き気。多汗。頭痛。肩こり。動悸。不整脈。めまい。
息切れ。便秘。下痢。不安感。緊張感。のどがつまる感じ。
集中力低下。やる気の低下。気分の落ち込み。これから先の自信がない。
物事がなかなか決断できない。根気が続かない。人に気軽に会えない。
朝、早く目が覚める。朝、気分がすっきりしない。
仕事にとりかかる気分になれない。
《自律神経を整えるために》
◆適度に休み、適度に体を動かす。
③ビタミンB1・・・豚肉、ほうれん草、落花生
④ビタミンE・・・カボチャ、ナッツ類、ウナギ、マグロ
⑤ビタミンC・・・ブロッコリー、レモン、パプリカ
⑥カルシウム・・・乳製品・小魚・豆腐・大根・小松菜
などがあります。
◆腸内環境を整える
たとえば自律神経が乱れると腸内環境の悪化につながり、腸内環境の乱れると自律神経が悪影響を受けます。
それゆえに自律神経のバランスの改善のためには腸内環境を整えることが必要なわけです。
日頃から便秘・下痢などの症状がある方は、腸内環境を整えるために、栄養バランスの良い食事・適度な運動・十分な睡眠などを心がけましょう。
また起床後にコップ1杯程度の水(冷たくないもの)を飲むことで、腸が刺激されて便通が良くなることが期待できます。
あわせて朝食をしっかり摂ることで副交感神経から交感神経への切り替えを助け、自律神経のバランスが整いやすくなります。
◆運動をして自律神経を整える
ウォーキングや散歩、軽い筋トレなど適度な運動を継続することにより、自律神経を刺激して鍛える効果が期待できます。
◆ツボ圧しで自律神経を整える
自律神経を整えるのに役立つ3つのツボを紹介します。
首の後ろにあるツボです。
①天柱・・・頭痛・眼精疲労・肩こり・疲労回復など
②風池・・・眼精疲労・頭痛・肩こり
③完骨・・・疲労やストレスの軽減
ツボを押すときは、指の腹で気持ち良いと感じる程度の力加減で行いましょう。
◆ヨガ、ストレッチ
ヨガやストレッチは心身をリラックスさせる効果があり、副交感神経が刺激されるため、自律神経のバランスが整いやすくなります。
◆ストレスを緩和する
ストレスは自律神経の乱れにつながりやすいため、心身にさまざまな不調を抱えている方も少なくありません。
それゆえ自律神経を整えたい場合は、ストレスをためないこと、発散・解消することが大事です。
【ストレス発散に効果的な方法】
リラックス効果があるアロマは、副交感神経の活性化に高い効果を発揮してくれます。
音楽や読書は副交感神経を優位にする効果があることが、過去の研究で検証されています。
ただしスマホやタブレットでの読書は交感神経が優位になると言われているので、なるべく紙媒体の本を読むようにしましょう。
また音楽は聞くだけで興奮するような激しいものは避けて、優しいメロディーのものがおすすめです。
③服装は着脱しやすいもの
着脱しにくい衣服が心身にじわじわストレスを与えていることがあります。
◆深い呼吸ができる体作り
自律神経を整えるには深い呼吸ができることが重要です。
背筋が伸びると自ずと呼吸が深くなりますので、普段背中が丸まりやすいという方は、姿勢を正して呼吸の改善を促しましょう。
◆笑顔を作る
笑顔により顔の筋肉がほぐれると副交感神経が活性化するため、自律神経のバランスが整いやすくなります。
緊張しているときやイライラしているときは、意識して笑顔を作りましょう。
◆朝陽を浴びる
起床後に朝陽を浴びると、体内ではセロトニンという物質が生産されます。
セロトニンは副交感神経から交感神経への切り替えをスムーズにする働きがあり、眠気が覚めやすくなります。
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<当院の感染症予防対策>
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、クライアント様皆様方に安心して通院して頂けるよう厚生労働省の指導に沿い、以下の通り取り組みを行っていきます。
・スタッフの毎日の検温及び手指消毒の徹底
・マスク着用の上で施術
・毎回の施術ごとにベッドマットのアルコール消毒
・毎回の施術ごとの施術者の手洗い、アルコール消毒
・院内換気を徹底、イオン空気清浄機の常時稼働
・オゾンガスによる空間除菌(オゾンによる新型コロナウイルス不活化が確認されました)
・不特定多数の接触を避けるため予約時間を調整(ソーシャルディスタンス確保)
<クライアント様へのご理解とご協力のお願い>
◆マスク着用でのご来院と、ご来院時の手指アルコール消毒をお願い致します。
◆ 37.0℃以上の発熱や呼吸器症状(咳など)及び倦怠感がある、インフルの疑いがある、家族内にノロウイルスが発生している、などの感染リスク状態の場合はご来院をお控え頂いております。
今後も最新の状況に合わせた万全の対策を採って参ります。
~当院は業界トップレベルの清潔空間づくりを目指します~
だいぼう整体院 院長 大坊典永
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【 腰痛、肩こり、首の痛み 】
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( 所在地 ) 埼玉県上尾市五番町15―27
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( Tel ) 048―812―5768
詳しくは( 公式ホームページ ) www.daibo-seitai.com
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上尾 だいぼう整体院の施術は【三軸修正法】の考え方を応用しています。